コンヴェルサシオン
会話を弾ませるフランスの焼き菓子
「コンヴェルサシオン」という名前は、フランス語で会話という意味です。
このお菓子が誕生した18世紀の人気小説「エミリーの会話」から、名前を拝借したといわれています。
コンヴェルサシオンは、パイ生地の中にクレーム・ノワゼット(ヘーゼルナッツクリーム)を詰めます。
そして特徴的なのは、それを格子型のパイ生地で蓋をするところ。
これによって、なんともユーモラスな形に仕上がります。
パイ生地・アーモンドクリーム・メレンゲの三つの味を楽しむ
ヴァンドールでは、ダマンドはヘーゼルナッツパウダーとアーモンドパウダーを合わせて作っています。
さらに、固く泡立てたメレンゲを流し入れて焼き上げました。
パイの塩味、クリームのコク、メレンゲの甘さがそれぞれを引き立てあっています。
これぞパリのエスプリ、お茶会の会話も弾むというものです。
- ←前の記事
- サギソウが2輪咲きました。
- 次の記事→
- ピティヴィエ・グラッセ
関連記事
-
-
クロケット・アマンド
カリカリ食感のアーモンドたっぷりクッキー サブレタイプのアーモンドクッキーです。一見するとオーソドックスですが、実はヴァンドールならではの一手間もかけられています。 カリカリサクサクに仕上げた生地に、たっぷりのアーモンド >続きを読む
-
-
2月の頒布会はピンクレディのタルト・タタン
〈スイーツ頒布会〉2月は、りんごピンクレディでつくるタルト・タタンです。タタン姉妹の失敗から生まれたとされるフランスの銘菓です。 ある時、りんごのタルトを作る際、うっかりタルト生地を入れ忘れてしまい途中で生地を上からかぶ >続きを読む
-
-
プチケーキ3種・4個セット
ヴァンドールの人気者を集めた贅沢なセット ヴァンドールの看板商品「サヴァラン」2つと、大人気のプチケーキ2種を一つずつ詰め合わせた、とても贅沢なセット。「フランス田舎菓子に興味はあるけれど、どれから試そうかな…」と迷って >続きを読む
-
-
魅惑のサヴァラン・4個セット
ヴァンドールの看板娘「サヴァラン」がたっぷり味わえる! ヴァンドールの看板娘、サヴァランをたくさん食べたい!という熱い声にお応えして、サヴァランだけを4つ詰め合わせたセットが誕生しました。人気のヒミツは、他には無いほどた >続きを読む
-
-
ポン・ヌフ
タルト生地とシュー生地を一度に味わえるパリ名菓 ポン・ヌフは、パリの有名なお菓子です。タルト生地の中に、シュー生地とカスタードクリームを1:1で合わせたものを絞って、焼き上げます。つまり、タルト生地とシュー >続きを読む
-
-
ガトー・バスク
ドライイチジクを詰めたカスタードたっぷりのサブレ ガトー・バスクは、フランスとスペインの国境に位置するバスク地方の伝統菓子です。元々はサブレ生地にサクランボのジャムを詰めて、表現バスク十字と呼ばれる十字飾りをつけて焼いた >続きを読む
-
-
今月の頒布会は、タルトタタン
ヴァンドールでは、昨年より月に一回作り立てのケーキをお届けする「頒布会」を行っています。 ご登録いただいておられる皆様に深く感謝申し上げます。 今月のケーキは『タルトタタン』です。 他あるとタタンとは、 。 >続きを読む
-
-
マカロン・ダミアン
アーモンドのコクをいただくフランス北東部のマカロン 日本でもフランス菓子といえば、すっかり定番となったのがマカロン。日本でよく見かけるのは表面をスベスベに焼き上げた、マカロン・パリジャンです。実はフランスには、これ以外に >続きを読む
-
-
ガレット・ブルトンヌ
有塩バターたっぷりの風味が効いたサブレ 「ガレット・ブルトンヌ」は、フランス西部のブルターニュ地方で作られるお菓子です。大西洋に面したこの地域は、良質な塩の産地です。ミネラルをたくさん含んだ「ゲランド塩」は >続きを読む