ガトー・バスク

ドライイチジクを詰めたカスタードたっぷりのサブレ
ガトー・バスクは、フランスとスペインの国境に位置するバスク地方の伝統菓子です。元々はサブレ生地にサクランボのジャムを詰めて、表現バスク十字と呼ばれる十字飾りをつけて焼いたお菓子でしたが、現在では様々なアレンジがなされています。
ヴァンドールのガトー・バスクは、サクランボの代わりにラム酒風味のシロップに一日漬けたドライイチジクを詰めました。イチジクのプチプチ感が楽しいです。サブレ生地は、ボリュームたっぷりに焼き上げます。中に包んだラム酒の風味となめらかなカスタードクリームの食感が絶妙で、食べだすとついついとまりません。
バスク地方は、ピレネー山脈を中心として、現在のフランスとスペインにまたがる地域で、独自の文化を持っています。バスク語があり、スペインのバスク州では独立運動も盛んです。今では世界のスタンダードになったベレー帽も、バスク地方の民族衣装なんですよ。



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