ガトー・バスク

ドライイチジクを詰めたカスタードたっぷりのサブレ
ガトー・バスクは、フランスとスペインの国境に位置するバスク地方の伝統菓子です。元々はサブレ生地にサクランボのジャムを詰めて、表現バスク十字と呼ばれる十字飾りをつけて焼いたお菓子でしたが、現在では様々なアレンジがなされています。
ヴァンドールのガトー・バスクは、サクランボの代わりにラム酒風味のシロップに一日漬けたドライイチジクを詰めました。イチジクのプチプチ感が楽しいです。サブレ生地は、ボリュームたっぷりに焼き上げます。中に包んだラム酒の風味となめらかなカスタードクリームの食感が絶妙で、食べだすとついついとまりません。
バスク地方は、ピレネー山脈を中心として、現在のフランスとスペインにまたがる地域で、独自の文化を持っています。バスク語があり、スペインのバスク州では独立運動も盛んです。今では世界のスタンダードになったベレー帽も、バスク地方の民族衣装なんですよ。



- ←前の記事
- クルミのキャラメルタルト
- 次の記事→
- ビスキュイ・ド・サヴォワ
関連記事
-

-
ブルーチーズの溶岩タルト
食べて驚きスパイシーなブルーチーズのタルト 「溶岩タルト」という恐ろしげな名前が付いた、ヴァンドールの人気メニューです! この名前の由来は、タルトの表面に溶岩のごとくあふれるブルーチーズです。ブロックで仕入れたブルーチー >続きを読む
-

-
ガレット・ブルトンヌ
有塩バターたっぷりの風味が効いたサブレ 「ガレット・ブルトンヌ」は、フランス西部のブルターニュ地方で作られるお菓子です。大西洋に面したこの地域は、良質な塩の産地です。ミネラルをたくさん含んだ「ゲランド塩」は >続きを読む
-

-
コンヴェルサシオン
会話を弾ませるフランスの焼き菓子 「コンヴェルサシオン」という名前は、フランス語で会話という意味です。このお菓子が誕生した18世紀の人気小説「エミリーの会話」から、名前を拝借したといわれています。 コンヴェルサシオンは、 >続きを読む
-

-
ピティヴィエ・グラッセ
フォンダンに包まれたなめらかでしっとりのパウンドケーキ フランス中央部のピティヴィエ地方に伝わる、パウンドケーキです。アーモンドパウダーを加えたケーキに、真っ白なフォンダン(砂糖を溶かしたもの)をかけ、チェリーやナッツな >続きを読む
-

-
ケーク・サレ
お惣菜にもなるツナ、トマト、ピーマン、オリーブが入ったケーキ フランスではキッシュに代表されるように、砂糖を使わないオードブルやお惣菜になるケーキが様々あります。最近、日本でも注目されているケーク・サレも、 >続きを読む
-

-
ポン・ヌフ
タルト生地とシュー生地を一度に味わえるパリ名菓 ポン・ヌフは、パリの有名なお菓子です。タルト生地の中に、シュー生地とカスタードクリームを1:1で合わせたものを絞って、焼き上げます。つまり、タルト生地とシュー >続きを読む
-

-
パリ・ブレスト
リングシューにアーモンド風味のカスタードクリーム パリ・ブレストは、リング型のシュー生地を真横に切り分けて、上下の間にクリームを挟んだものです。最近は日本でもよく見かけるようになりましたが、クリームにプラリネ(アーモンド >続きを読む
-

-
駒’’ヶ根(ゴマがね)チーズケーキ新発売!
濃厚でなめらかなベイクドチーズケーキにゴマを練りこみました。ゴマは100%駒ヶ根産を使っています。 ゴマの香ばしさとクリームチーズの自然な酸味がたまりません。仄かな塩気は隠し味のチェダーチーズです。 モノトーンの見た目も >続きを読む
-
-
今月の頒布会は、タルトタタン
ヴァンドールでは、昨年より月に一回作り立てのケーキをお届けする「頒布会」を行っています。 ご登録いただいておられる皆様に深く感謝申し上げます。 今月のケーキは『タルトタタン』です。 他あるとタタンとは、 。 >続きを読む




