今月の頒布会は、タルトタタン
ヴァンドールでは、昨年より月に一回作り立てのケーキをお届けする「頒布会」を行っています。
ご登録いただいておられる皆様に深く感謝申し上げます。
今月のケーキは『タルトタタン』です。
他あるとタタンとは、
。型の中にバターと砂糖を痛めた(キャラメリゼ)リンゴを敷き詰めて、その上からタルト生地をかぶせて焼いたフランスのお菓子です。
。ピンクレディという真新しい品種のリンゴを使っています。
・一般的にリンゴのタルトを作る時のリンゴは、長時間煮て作るのでリンゴの甘煮のようになってしまいます。しかし、タルトタタンは、リンゴの汁と砂糖だけで外側だけをカラメル状にするため、リンゴそのものの風味を十二分に生かすことができます。特に、ピンクレディは、糖度・酸味も強く、果肉も緻密で煮崩れしにくく、タルトタタンには最適の品種と言えます。
・くまちゃん農園(長野県松川町の果樹園)の減農薬「特別栽培認定」で作られたリンゴです。安心してお召上がり下さい
ご購入は、電話にて承っております。090-5366-1158(木下)
実は、このお菓子「タルト・タタン」には面白い逸話があります。
19世紀後半にステファニー・タタンとカロリーヌ・タタンの姉妹が経営するホテルで、ある時リンゴのタルトを作る時うっかりタルト生地を入れ忘れてしまい、途中で生地を上から被せて焼いたところ、下にたまった砂糖がキャラメリゼ状になり、りんごにも染み込んで香ばしくてとてもおいしく仕上がったそうです。
それからこのお菓子は、生地を上に被せて焼くようになり、名前もタルト・タタンとなったとさ!
- ←前の記事
- 4月1日は、喫茶 開店の日!
- 次の記事→
- タルトタタンは、これ!」
関連記事
-
-
次世代スーパーフード≪ナッツ≫の話
ヴァンドールのお菓子には、ナッツを使ったものが非常に多いです。 ガレット・デ・ロワ⇒パイの中にアーモンドクリームをたっぷり。 ピテヴィエ・グラッセ⇒小麦粉の代わりにアーモンドパウダーを。 >続きを読む
-
-
ヴァンドールから初めての氷菓は、ヌガーグラッセ!!
ヴァンドールから初めての氷菓は、フランスの伝統的なスイーツ「ヌガーグラッセ」。 ムースをそのまま凍らせるためふんわり淡雪のような氷菓ができました。ひんやり軽く、しゅわっと溶けるような口当たりは、いつものアイスクリームとは >続きを読む
-
-
ポン・ヌフ
タルト生地とシュー生地を一度に味わえるパリ名菓 ポン・ヌフは、パリの有名なお菓子です。タルト生地の中に、シュー生地とカスタードクリームを1:1で合わせたものを絞って、焼き上げます。つまり、タルト生地とシュー >続きを読む
-
-
1年で一番美しい季節!
5月の駒ケ根高原(に限らず何処もだけど)は、新緑に覆われて1年で一番美しい季節。葉っぱは、日々色濃く大きくなってきます。一本一本の木々が大きくなって山がこんもりしてきます。雲一つない快晴の下まばゆいほどに光り輝いています >続きを読む
-
-
今回のお飲み物は≪抹茶オレ≫
お茶(緑茶)は日本人にとって最も馴染みの深い飲み物です。緑茶に含まれる「茶カテキン」は、渋み成分でポリフェノールを主な成分とし、生活習慣病や肥満の予防など多くの効能があることはよく知られています。 お湯で煎じて飲む煎茶や >続きを読む
-
-
コンヴェルサシオン
会話を弾ませるフランスの焼き菓子 「コンヴェルサシオン」という名前は、フランス語で会話という意味です。このお菓子が誕生した18世紀の人気小説「エミリーの会話」から、名前を拝借したといわれています。 コンヴェルサシオンは、 >続きを読む
-
-
孵化して8日目、大きくなりました!
7月4日、卵5個を発見しました。7日後、4羽の(?卵が1個残っていたので)ヒナが誕生しました。更に7日後、3羽???3つのくちばししか見当たらず(;_;) そして、今日7月19日孵化して8日目、とても大きくなりました。し >続きを読む
-
-
マルチなビッグジャム
アプリコットジャムの封を開けました。お菓子の艶出し、乾燥防止など色々な使い方をする便利なジャムです。これ一合缶ですが、あっという間になくなります。
-
-
中央アルプスをバックに水仙が咲き始めました
4月からの新年度、ご入園、ご入学、ご入社を控えわくわく ドキドキの日々を送られている方もいらっしゃると思います。 待ち遠しい春ですね。 ヴァンドールが居を構える信州・駒ヶ根高原もようやく春の 気配です。まだ雪を被った中央 >続きを読む
-
-
朝ごはん大公開!
朝ごはんは厨房で食べます。大体いつもオムレツです。朝はしっかり食べたいところですが、あまり食べると眠くなるので。 今日はチーズつきの豪華版です!