駒ヶ根高原・家族旅行村・フランス田舎菓子の店。

美味しいコーヒーと一緒にフランスの田舎風・伝統菓子をお召し上がりください。

ふらんす田舎菓子ヴァンドール

フランス田舎風焼き菓子と、中央アルプスの伏流水で淹れたお飲み物。森のなかのカフェで味わってください。

tel:090-5366-1158

ふらんす田舎菓子・ヴァンドール

駒ヶ根高原家族旅行村・こぶしの湯館内
営業時間11:00~18:00
(水・木曜日定休  祝日は営業いたします)

ふらんす田舎菓子ヴァンドール

tel:090-5366-1158

「サヴァランがたべたい」 そんな想いから 誕生したお店です。

101ヴァンドールのお菓子はフランスの伝統菓子・地方菓子を軸に組み立ててあります。
これは、パティシエールである私がサヴァラン好きだったため。サヴァランをおいてある洋菓子店はあまり多くありません。
ならば自分で作ってしまえと考えました。
サヴァランを店のメインのお菓子にするならフランスの伝統菓子で統一しようと勉強し、「ふらんす田舎菓子 ヴァンドール」が誕生したのでした。

パティシエール・めぐのProfile

prof_03小学校2、3年のことでした。 仙台の街中で初めて 食べたお菓子。
「これはサヴァランという お菓子なんだよ」と言われとてもびっくりしたんです。
当時洋菓子なんて言ったら、バタークリームのロールケーキか、イチゴのショートケーキくらいでした。
私にとっては衝撃的な美味しさ!
独特な食感、たっぷりシロップがしみ込んだ大人の味。
それ以後、お菓子屋さんにいくたびに、サヴァランを探したけど全然なかったんです。

母と一緒にお店をやろうと決めたときに、これをメインにしようと思いました。
日本ではどこでも置いてないお菓子の味なんです。
そしてサヴァランをやるなら、フランスの伝統菓子が良いと思って、猛烈に勉強しました。

映像と音楽と勉強ばかりの学生時代

prof2_07その後家族で大阪に移住しました。10代の頃は映画が好きで、19の頃に映像の学校にいって、実は映画監督になりたかったんです。
ピアフィルムフェスティバルのグランプリノミネートまでいって、女性監督が珍しかった頃でテレビにも取材されたこともあります。
でも、映像を編集しているうちに哲学的な悩みがわいてきて、どうしても勉強をし直したくなり、猛烈に受験勉強をして早稲田の文学部に入り直しました。
勉強は楽しかったです。勉強ばかりしていました。
昼間はバイト、夜は録音スタジオの仕事、勉強と働き過ぎと、24時間365日営業のようなかんじで体をこわすまでがんばってしまい、挫折した‥‥若者のひとりでした。両親には心配をかけたと思います。

お菓子屋さんに務めたのは29から

prof_11東京のお菓子やさんに務めたのは29からです。
実は家では、私が小さいころから、母の手作りお菓子がおやつだったので、母と一緒にずっとつくっていたんです。
甘いものも大好き、食べるコト大好きで。そういえば私お菓子作りも好きだったんだ!と思って。
でも入ったお菓子のお店は、教えるとかいう手順はなくもういきなり実践。
朝来ると山のように粉をふるって一日の始まりです。1階のお店と2階の厨房とを一日のうちに何度も行ったり来たり、走り回って過酷な日々でした。
とうとうがんばりすぎて、過労なのに病院に行く時間もとれず、体調を悪化させてしまい、東京での生活をあきらめないといけませんでした。

母から一緒にお菓子屋さんをやらない?と・・・

prof2_17その後、私の父母が両親の面倒をみるために、両親のいる長野県に移住したんです。
その頃私はまだ大阪にいてインド仏教の勉強をしたりしてました。
母は当時、かつて勤めていた大学の非常勤講師をしていて、時間があるからお菓子を焼いていたんです。
それで母がとても明るく「一緒にお菓子屋さんやらない?」と誘ってくれたのです。
その頃自信をなくしていたので、おいでよと言われてふらっと信州にきたけど、最初は友達もいないし、免許もないし。とてもつまらない‥‥。
でも、ある日私がパウンドケーキを焼いたら、「いつの間にこんなに腕があがっていたの?」とびっくりされました。自分のお菓子作りの腕が活かせるだろうか・・・・不安いっぱいのまま、いろんなお菓子を焼いて試行錯誤する日々が始まりました。

ヴァンドール誕生のきっかけ

prof_17駒ヶ根市では、「もみじクラフト」という大きなイベントを毎年開催していますが、そこで私はもみじクラフトのスタッフとしてお手伝いをしていました。
そこで知り合った木工職人の皆さんと、「駒ヶ根高原にある観光地で、工房の館をやりたいけど、その一角にカフェをつくらない?」と誘われたのがきっかけで、駒ヶ根高原にお店を開きました。
キャンプサイトや、公園をのぞむ丘の上からは、雄大な南アルプスが見渡せる素敵な場所です。
母も珈琲のことを猛勉強して開店の準備をしました。私は「パティシエール」としての新しい出発です。
そして、お店をやろうと思ったときに、小さい頃に食べたあの「サヴァラン」をメインにしようと思いました。
今は「あそこのサヴァランを食べに行こう」と言ってもらえて、通販ショップでも根強いリピーターさんがいてくださる、当店の一番人気です。

ナチュラルな素材にこだわったヴァンドールのお菓子

prof_09食に携わる仕事ですので味覚はいつも訓練しています。普段の食事では、調味料はハーブソルトと良質の醤油しか使いません。
できるだけ無添加のものを選んでいます。
こういった食生活を続けていると、お菓子を作る時も自然とナチュラルな素材を使いたくなります。
素材そのものの味が活きてないと、不自然な感じがするのです。
お客様に少しでも安全なお菓子をお届けするための工夫です。
厨房もとてもシンプル。ひとつひとつが全て手作りのため、とてもシンプルな厨房です。
そしていろんなお菓子を試作して、これ!と思ったお菓子をお店や通販にお出ししています。

これがママのつくる本当のマカロン!

prof2_01嬉しいことがありました。フランスから留学してきたお嬢さんが、うちのマカロンを食べて「これどこで買ったの?ママの味とおんなじ!日本で初めて食べた!」と言ってくれたんです。
日本では、色とりどりに装飾され、たっぷりクリームが入った鮮やかなマカロンが人気ですが、フランスの田舎のお母さんたちがつくるマカロンは、ヴァンドールにある「マカロン・ダミアン」のような素朴なお菓子なのです。
お客様から「甘くないから素材の味が生きてくる」と言ってもらえるのが一番嬉しいです。

じゅわっと滲み出るシロップ「サヴァラン」

prof_05ヴァンドールの看板娘「サヴァラン」の紹介をします。カラカラに焼いたブリオッシュ(フランスの高級菓子パン)に、ラム酒風味のシロップを極限まで染み込ませたこのお菓子。
香り、食感ともにヴァンドール独特です。
フォークでちょんと突つくと、ジュワッとシロップが染み出ます。
もうこのお菓子の魅力は召し上がっていただかないと伝わりません。Yahoo!店でも一番人気です。
作るのに3日間かけるとても手間暇がかかるお菓子ですが、パティシエールの情熱が伝わる一品です。

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プロフィール フランス田舎風焼き菓子と、中央アルプスの伏流水で淹れたお飲み物。森のなかのカフェで味わってください。

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